健康のために毎日欠かさず野菜ジュースを飲んでるよ
野菜ジュース飲んどけば、ぶっちゃけ野菜を摂らなくてもいんじゃない!?
こんな人のための記事です。
こんにちは、無添加ッパです。
- 無添加の食生活を追い求めて
- 添加物やオーガニックに関する本やネット記事を読むことが好きで
- とにかく「食べること」に生きがいを感じる
そんな人間です!
今回の記事は、たびたび話題になることの多いテーマのひとつ
野菜ジュースは体にいいの 、それともわるいの?一体どっちなの?
↑この疑問についてです。
ぼく個人的の結論としては、
健康的ではないです。
ここからはその理由を5つ説明していきます。
この記事はだいたい3〜4分くらいで読めるようになっています。
ぜひともお付き合いいただきますようお願いします!
野菜ジュースが健康的と言えない5つの理由について
「野菜ジュース」と聞くと
- なんだか体に良さそう!
- 野菜食べなくてもコレさえ飲んでおけば大丈夫でしょ!
こういうイメージを抱きがちですが
個人的には、そんなことはないと思っています。
残念なことに野菜ジュースは野菜の代わりにはなり得ません。
「それは一体なぜなのか」
以下で5つの理由を説明していきます。
理由①栄養成分がほとんど残っていない
市販の野菜ジュースには、ほとんど栄養価が含まれていません。
コレってかなり意外ですよね。
なぜならは、野菜ジュースを作る過程で既に栄養素がほとんど失われているからです。
市販の野菜ジュースには「濃縮還元」と書いてあったりします。
簡単にいえば、野菜ジュースを作る製造方法の一つ。
簡単な流れとしては、
- 野菜に熱を加える
- ドロドロな状態にして冷凍する
- その後に水を加えて元に戻す
言葉どおり加熱で小さく(濃縮)して→水で元に戻す(還元)といった感じです。
- 運送や保管コストが下げられる
- 保存力がある
- 栄養素が逃げる
(ビタミン、酵素、食物繊維など) - 失われた栄養成分を補うために添加物が使用される
ちなみに野菜ジュースで、「1日分の野菜」と謳っている商品がありますが、
飲むと1日分の野菜の栄養を摂取できるという意味ではありません。
それってどういうこと?
人間が1日に摂るべき野菜の摂取量は約350グラムといわれています。
「1日分の野菜」の飲み物の正体は、
・350グラムの野菜を摂取したのと同じ ×
・ただ単にジュースを作るために絞った野菜の量が350グラムなだけ ◯
コレが真実です。
なので、野菜ジュースが野菜の代わりには全くならないのです。
企業のマーケティング戦略って本当に上手ですよね、、、
理由②添加物が使用されている
「濃縮還元」の野菜ジュースには添加物が使われている場合があります。
- 香料
- ビタミンC
- カルシウム
- クエン酸、など
上記の添加物がよく使われることが多いです。
なかには市販品でも無添加の野菜ジュースがあったりもします。
もちろん、使われている添加物全てがダメとは言いません。
それに野菜ジュースに使われている添加物は他の加工食品と比べて、そこまで毒性は心配する必要はないかなと個人的には思います。
ただできることなら使われていないに越したことはないですよね。
もし購入する際は、なるべく添加物が少ない、もしくは不使用なモノをオススメします。
- 商品裏ラベルの原材料を確認
- スラッシュ(/)以降の原材料がが添加物
理由③糖分過多のリスク
野菜ジュースは糖質が高いです。
1缶200グラムの野菜ジュースには、スティックシュガー5本分の糖分が含まれているとのことです。
野菜ジュースには単糖類が多く含まれています。
それ以上に分解できない糖類のこと。
- ブドウ糖
- 果糖
などが挙げられます。
コレらの糖類は、分解する必要がないので一気に体内に吸収されます。
それにより血糖値を急激に上げてしまうリスクがあります。
血糖値の急上昇は糖尿病との関連性が高いです。
よく野菜から食べる「ベジファースト」が健康的として推奨されていますが、野菜ジュースは全く別と考えた方がいいと思います。
特に空腹時に飲むのは避けるべきです。
理由④原材料の残留農薬のリスク
野菜ジュースの原料のほとんどは輸入品です。
外国産のお野菜が使用されています。
中国、台湾、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、ブラジル、チリ、イスラエル、ポーランド、など
幅広い国から調達しています。
理由はシンプルに安いから
しかしこの外国産の安い野菜には、残留農薬のリスクがあります。
もちろん法律によって原料一つ一つの残留農薬の検査はされてはいます。
ですが、法律の基準の範囲以内だから問題ないとも思えません。
生鮮食品や加工食品にいえますが、安さの裏側には必ず何かがあります。
その代表例として、「質」が担保されていないことは、頭の片隅に入れておくべきだと思います。
「安さ」と「質」はトレードオフの関係といえます。
理由⑤硝酸態窒素(しょさんたいちっそ)が多く含まれている可能性
最後の5番目の理由は、野菜ジュースには限らず野菜そのものに当てはまる問題です。
また少し難しい話になりますので、興味がない方はスキップで大丈夫です。
野菜ジュースに使われる野菜には、多くの硝酸態窒素を含んだ野菜の可能性があります。
化学肥料に含まれる作物にとって栄養を吸収しやすい分子構造を持つ窒素化合物。
硝酸態窒素は、作物の成長する段階でアミノ酸、たんぱく質に変わっていきます。
この硝酸態窒素は野菜の成長にとって必要なモノといえます。
しかしこれは適量の場合に限ります。
野菜が必要以上に硝酸態窒素を摂り過ぎると、かえって毒になります。
そういった野菜を食べる人間にももちろん影響が及びます。
硝酸態窒素を多く含んだ野菜を食べると、人体の中で有害な成分に変換される可能性が指摘されています。
- 口や腸の中に棲む細菌の作用で亜硝酸態窒素に変化する
- これが体の中でたんぱく質と反応する
- それによりニトロソアミンが生成される
ニトロソアミンは強力な発がん作用を持つ成分です。
海外では硝酸態窒素の量による制限が設けられている国もあります。
しかし日本では制限がありません。
なので制限がない分、日本に輸出される野菜がどれだけ硝酸態窒素が含まれていても問題はないのです。
つまりほとんどが海外からの輸入品から作られる野菜ジュースは、硝酸態窒素を多く含んだ野菜が使われている可能性は否定できません。
しかしここまで気にする必要があるかどうかは個人の判断にお任せします。
まとめ:野菜ジュースは野菜を食べる代わりにはなりません。
個人的には、野菜ジュースを飲むのはオススメしません。
とくに健康のためなら尚更です。
- 栄養成分がほとんどない
- 添加物が使われている
- 糖質が高い
- 残留農薬のリスク
- 硝酸態窒素のリスク
なかには、野菜ジュースは健康的だという論調のネット記事やYoutube動画もありました。
もちろん否定はしませんし、人それぞれ考え方が違うのは当たり前のことです。
野菜ジュースの味が好きだから別に関係ないよ
こういう人も全然アリだと思います。
また市販のジュースを飲むよりも野菜ジュースの方が断然健康的だと思います。
- 自分のカラダを想い過ぎて心にストレスを与える
- 自分の心だけ満たすためにカラダに負担を掛ける
どちらか一方に偏り過ぎては、いい状態とはいえないです。
心とカラダのちょどいいバランスはどこにあるかを探しながら日々の食生活を楽しんていきたいものですね!
それでは、またねっ!!!