家族にはなるべく添加物を摂らせたくないな
「知らずに多くの添加物を摂っていたなんて…」こうゆうのはできれば避けたいな
こんな人のための記事です。
この記事を読めば、
- 大事な家族を添加物から遠ざけられる
- 「なぜ避けるべき」かを理解できる
- 知った上で自分で選ぶコトができる
今回はぼく自身が、
- 10冊以上の添加物に関する本を読み
- Youtubeやブログで「添加物」に関する情報収集をして
「コレは避けるべき」
そう思った食べ物を7つ選びました。
賛否両論は承知の上で、それぞれの理由を説明していきます。
まずは先に結論です。
個人的に選ぶ「家族に食べさせたくない食べ物」7つは
- ハム・ソーセージ類
- 明太子
- お菓子
- 漬物
- カップラーメン
- 菓子パン
- 外国産カンキツ類
この記事は、5〜6分くらいで読めます。
少々のお時間ぜひともお付き合いくださいませ。
家族に食べさせたくない食べ物7選
世の中には、普段当たり前のように食べている食べ物が実は体によくなかった、、、。
こういう食べ物は意外に多いものです。
家族に食べさせたくない食べ物①「ハム・ソーセージ類」
ハムとソーセージは朝ご飯にとっての必需品だよね
実際に、朝ごはんにハムとソーセージが食卓に並ぶ家庭は多いと思います。
我が家もそうでした。
しかし、このハムとソーセージ(ベーコンも)は「危険な食べ物」の代表格としてよく取り上げられています。
ハムやソーセージには、
「発色剤」という添加物が使われています。
この発色剤こそが、体によくない添加物として言われています。
発色剤は亜硝酸Naという化学物質が使われていて、
毒性は非常に強く、青酸カリと同じくらいの毒性だとも言われるくらいです。
また、肉類や魚卵に含まれるアミンという物質が、この亜硝酸Naと反応してニトロソアミン類という物質が生成されます。
この「ニトロソアミン類」には、発がん性が指摘されてをり、
実際に、国際がん研究機関は、「ハム・ソーセージなどの加工肉には発がん性がある」と警告をしています。
ハム・ソーセージを製造する大手メーカーのHPには、発色剤を使う理由として
- お肉自身が持っている赤い色を、加熱・酸化による色の変化の防止
- 原料肉のもつ獣臭さを消し、特有の風味を与える効果
- 細菌の増殖を抑える効果
と公表しています。
ハムが長時間も「あの鮮やか過ぎるピンク色」を維持できるのは、発色剤が使われているからです。
ちなみに「ハム」「ソーセージ」「ベーコン」以外にも、
- いくら、筋子
- たらこ、明太子
にも発色剤が使われています。
ハムやソーセージをつくる時に、肉のくっつき具合を良くするための結着剤として、「リン酸塩」がよく使われます。
この「リン酸塩」も問題視されています。
リン酸を多く摂ると、カルシウムの吸収が悪くなり、骨が脆くなると言われています。
リン酸は、多くの食品に使われているため注意が必要な添加物として挙げられています。
ただし最近は、
「無塩せきハム」「無塩せきソーセージ」といった発色剤・リン酸塩不使用のハムやソーセージを置いているスーパーもあります。
「賞味期限が短くなる」「価格が割高になる」といったデメリットもありますが、安心して食べたい方は、無塩せきの商品をオススメします。
家族に食べさせたくない食べ物②「明太子」
ごはんのお供といえば………
そうです。明太子ですね(ムリヤリ)
この明太子も添加物が多い食べ物のひとつです。
よく使われる添加物は、
- 保存料
- 調味料
- 発色剤、など
なかでも注意すべきは「発色剤」です。
あの鮮やか過ぎるくらいの真っ赤な色の明太子に関しても、発色剤が裏で暗躍しています。
発色剤は、たらこなどの魚卵に含まれるアミンと結合すると、
ニトロソアミン類という発がん性の物質が生成されます。
「明太子」「たらこ」もハム・ソーセージと同じく発色剤が使用されている点で、
なるべく避けた方がいいと言える食べ物です。
家族に食べさせたくない食べ物③「お菓子」
みんな大好きお菓子ですが、
驚くほど添加物が多いお菓子も結構あります。
もちろん、「全てのお菓子がダメ」とは言いませんが、
たくさん添加物が使われているお菓子があるのも事実です。
そのなかで、この添加物が入ってるお菓子はなるべく避けた方がいい、というモノは
- 人工甘味料
- 着色料
- 乳化剤
この3つです。
①の人工甘味料は、「アスパルテーム」「スクラロース」「アセスルファムK」などがよく使われています。
コレらは自然界には全く存在しないモノです。
「スクラロース」と「アセスルファムK」は、肝臓や腎臓に多大なダメージを与えて、免疫力を低下させると言われています。
そして、特に危険性が高いといわれている人工甘味料が、「アスパルテーム」です。
アスパルテームは、普及率が世界一位の人工甘味料で、
よく「糖質オフ」「ダイエット」を謳う商品に使用されることが多いです。
ちなみに、チューイングガムにもよく使われています。
このアスパルテームは、脳腫瘍や白血病の関連性が疑われています。
人工甘味料入りのお菓子はできる限り避けた方が無難です。
着色料は、「天然なモノ」と「人工的なモノ」があります。
天然な着色料であればいいというわけではないですが、
人工的につくられた着色料の「タール色素」は、かなり危険性が高いといわれています。
このタール色素は、石油製品が原料として作られており、発がん性の疑いが指摘されています。
タール色素は本来自然界には存在せず、体内に入ったら非常に分解しにくいとのことです。
一度カラダに入ったら、二度と出てこないって怖すぎる…
食品添加物として認可されているタール色素は、全部で12品。
赤2、赤3、赤40、赤102
赤104、赤105、赤106
黄4、黄5
青1、青2
緑3
あまりにもカラフルなお菓子は、このタール色素が使用されている可能性があります。
しっかり裏ラベルを確認して選びましょう。
乳化剤は、「水」と「油」のような混ざりにくい液体を混ぜやすくするために、よく使われます。
乳化剤は、
- クッキー
- ビスケット
- パイ
- チョコレート
などに使われるコトが多いです。
乳化剤は添加物を一括した名前で、「乳化剤」という添加物自体はありません。
乳化剤として使用されるモノは、「天然なモノ」と「人工的なモノ」がありますが、
- なにが使われているのか
- いくつ使われているのか
コレが全くわかりません。
ブラックボックスな状態なので、
- 安全性が高い添加物のみが使われている
- 毒性が高い添加物のみが使われている
どちらの場合も知る由がないです。
乳化剤のような一括表示が認められているモノには、更なる情報開示を企業にはしてほしいですよね。
結論、お菓子は添加物が多いです。
それに、使われている原材料自体もあまりよくないです。
その代わり「安くて」「美味しい」を享受している。
コレもまた事実です。
何事もデメリットもあればメリットもありますね。
ただ、それでもやっぱりお菓子はなるべく避けた方がいいと思います。
なかには、
今後一切お菓子を食べるのはやめるよ。
こう断言できる人は、かなりの少数派です。
ぼくは絶対にムリです!
なので、私たちのできるコトといえば、
- 少しでもカラダに悪くないモノを選ぶ
- 少しでも食べる頻度を減らす
この2つです。
その中で、
- 人工甘味料
- 合成着色料
- 乳化剤
他にも色々あるのは承知ですが、この3つの添加物が入ってるお菓子は避けた方がいいと思います。
家族に食べさせたくない食べ物④「市販の漬物」
白ごはんのよき相棒である「漬物」にも添加物は多いです。
なかでも
- たくあん
- 柴漬け
- 福神漬け
- 梅干し
など、こういった
- 鮮やかな色をしていて
- スーパーやコンビニで安く販売している
漬物には着色料が使われているケースがほとんどです。
着色料に関しては、お菓子と同じようにタール色素である、
「黄4」「黄5」「赤102」「赤106」
が使われている場合があります。
「黄4」「黄5」「赤102」を摂取すると、人によってはジンマシンを起こすことがあると言われています。
「赤106」は、
- 染色体を切断するなどの作用がある
- 細胞のガン化
の関係性が指摘されています。
ちなみに、「赤106」の着色料は、外国ではほとんど使用されていないそうです。
伝統的な作り方で作られた「漬物」は原材料がとてもシンプルです。
ただし、スーパーでよく見る漬物は、避けた方がいい「着色料」「人工甘味料」が入ってることが少なくないです。
なかには、熱いこだわりが詰まった「漬物」もあったりするので
必ず商品の裏ラベルを見て選ぶことをオススメします。
家族に食べさせたくない食べ物⑤「カップラーメン」
「カップラーメンは体に悪い」
この考えは多くの人にとって共通した考えだと思います。
でもさ実際はどうなの?
コレに対する答えは
やっぱりその通りだと思います。
なぜなら、
- 添加物が多い&質もよくない
- 原材料の質自体もよくない
- 塩分の過剰摂取
カップラーメンは、その加工度の高さから、「超加工食品(ウルトラ加工食品)」に分類されます。
一般的に添加物は、
- 加工度が↑上がるほど多くなる
- 加工度が↓下がるほど少なくなる
カップラーメンの加工度はかなり高いです。
有名大手企業の商品原材料を見てみると
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、チキンエキス、ポークエキス、しょうゆ、ポーク調味料、たん白加水分解物、香辛料)、かやく(味付豚ミンチ、味付卵、味付えび、味付豚肉、ねぎ)、スープ(糖類、粉末しょうゆ、食塩、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、ポーク調味料、メンマパウダー)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、くん液、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、酸味料、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
↑太字が添加物になります。
添加物多いです
ちなみに、
- 調味料
- かんすい
- 増粘多糖類
- 乳化剤
- 香料
↑コレらは「一括表記名」です。
なので、もっと多くの添加物が使われていると考えた方がいいです。
更に一括表記が故に、仮に毒性の高い添加物が使われていても全くわかりません。
添加物以外の原材料の質もあまりよくないです。
- 「油揚げめん」のほとんどは外国産小麦
- 「植物油脂(パーム油、大豆油、コーン油など)」の原料は遺伝子組換えが多い
- NOT添加物だけど、問題視されている「たん白加水分解物」「酵母エキス」
↑が「カップラーメン」に使われることが多いです。
更にさらに「塩分の摂り過ぎ」問題もあります。
カップラーメンは塩分はかなり多いです。
厚生労働省が公表している「日本人の食事摂取基準」では、日本人の食塩の1日当たりの摂取目標量は、
男性が7.5グラム未満
女性が6.5グラム未満
としています。
カップラーメン1杯の塩分量は、だいたい5〜6グラム近くあります。
女性であれば、カップラーメン1杯で「1日の摂取目標量」にほぼ到達してしまう勢いです。
個人的には、カップラーメンは「たまに食べる」くらいがちょうどいいのかなと思います。
家族に食べさせたくない食べ物⑥「菓子パン」
朝や昼によく菓子パンを食べているんだけど…
「安い」「便利」「おいしい」の三拍子揃っている菓子パンですが、
オススメはできません。
理由は、
- ほぼ外国産小麦を使用
- 添加物が多い
なんで外国産の小麦だとダメなの?
それは、農薬の残留があるからです。
市販の菓子パンのほとんどは、アメリカやカナダから輸入される外国産の小麦が原材料として使われます。
外国産小麦には、プレハーベストといって、収穫前に除草剤(農薬)が撒かれます。
そうすることによって、収穫の効率性が上がり、収量も安定します。
しかし、このプレハーベストが行われた外国産小麦には、その除草剤成分が微量ながら、ほぼ全てに検出されているとのことです。
国際がん研究機関(IARC)は、除草剤の主要成分であるグリホサートに、発がん性があると報告をしています。
ちなみに日本では、プレハーベストは禁止されています。
たとえ微量でも、グリホサートを摂取をしたくない人は、国産か有機の小麦を使用したパンを選ぶことをオススメします。
菓子パンと一口に言っても、たくさんの種類がありますよね。
- 卵やマヨネーズ入りのパン
- カスタード・生クリーム入りのパン
- ジャムやマーガリン入りのパン
- ソーセージやハンバーグ入りのパン
しかし、よくよく考えてみると
なぜ菓子パンは常温で大丈夫なんだろう…
ふつうであれば
- 腐る
- カビが生える
みたいなことが起こっても不思議ではないです。
というより、それが普通の状態です。
それなのに、冷蔵せずに常温で店頭に置いておけるのはなぜでしょう。
コレを可能にしているモノこそが添加物である保存料です。
保存料は安全性が高いモノもありますが、危険性が高いモノもあります。
特に注意すべき保存料は、
- ソルビン酸
- ソルビン酸K(カリウム)
の2つです。
この2つは、他の保存料よりも毒性が高いことが指摘されています。
なのでどうしても菓子パンを食べたい人は
商品の裏表示を見て、「ソルビン酸」「ソルビン酸K」が入ってないモノをなるべく選びましょう。
ちなみに、山◯パンの薄皮クリームパンなどには、この「ソルビン酸」が使われています。
他にも使われている添加物として
- 加工デンプン
- イーストフード
- 甘味料
- 発色剤
- 乳化剤
- 香料、など
もちろん、菓子パンによって使われている添加物の数や種類は違ってきますが、
全体的に菓子パンは添加物が多いです。
「添加物が多い」=「体に悪い」とは必ずしもいえませんが、
- 複合摂取の安全性について
- 一括表示は一体何が使われているのか
が分からない状況では、なるべく添加物が多いよりも少ない方がいいです。
「外国産小麦」「添加物が多い」この2つの観点から、菓子パンはなるべく避けた方がいいと言えます。
家族に食べさせたくない食べ物⑦「外国産カンキツ類」
フルーツって体にいいと思っていたのに…
基本的には、そうだと思います。
今回問題なのは、
外国産のカンキツ類です。
なぜなら外国から輸入されるカンキツ類の多くは、防カビ剤が使用されているからです。
この「防カビ剤」がかなり問題視されています。
「オレンジ」「グレープフルーツ」「レモン」などのカンキツ類の多くは、
- アメリカ
- イスラエル
- 南アフリカ
が主な輸入元です。
防カビ剤を使うのは、
長距離の輸送で、
- 果物が腐らないようにするため
- カビが生えるのを防ぐため
が主な理由です。
使用される防カビ剤は、
- OPP(オルトフェニルフェノール)
- OPP−Na(オルトフェニフェノールーナトリウム)
- TBZ(チアベンダゾール)
- イザマリル
- ジフェニル
といったものです。
コレらの「防カビ剤」は毒性がかなり強いと言われています。
OPP・OPP−Naには、動物実験で「発がん性」が確認されています。
TBZには、動物実験で「お腹の子どもに先天性の障害を引き起こす毒性」が確認されています。
ちなみに防カビ剤は「皮」だけでなく「果肉」からも見つかっているとのことです。
幸いなことに、国産のオレンジやレモンなどのカンキツ類は、コレらの防カビ剤は使われていません。
購入する際は、なるべく国産のカンキツ類を選ぶようにしましょう。
まとめ:「いい面」も「わるい面」もどちらも理解した上で食べ物と付き合っていきましょう。
個人的に選ぶ、家族に食べさせたくない食べ物は
- ハム・ソーセージ類
- 明太子・たらこ
- お菓子
- 漬物
- カップラーメン
- 菓子パン
- 外国産カンキツ類
今回選んだ7つの食べ物は、私自身が
- 添加物に関する本を10冊以上読み
- Youtubeやブログで添加物の情報収集をし
- 実際に自分自身も避けている食べ物
の中からコレだというモノを選びました。
もちろん、この7つの食べ物以外にも「避けた方がいい食べ物」は、まだまだあると思います。
ただし、今回紹介した食べ物のほとんどは
私たちの食生活にかなり浸透している食べ物ばかりです。
ただ、ここまで負の部分ばかりにスポットライトを当ててきましたが、同時に恩恵もしっかりと受けているのは事実です。
- 安くて
- 便利で
- 美味しい
正直コレほど素晴らしいことはないと思えてしまいます。
コレこそ添加物の「成せる技」です。
なので
「添加物は悪い」
「添加物は危険」
「添加物を駆逐せよ」
といった片方の面しか見ないのでなく、メリットとデメリットどちらも認識した上で、
- 食べる
- 食べない
- たまに食べる
といった感じで、それぞれが自分に合った距離感で付き合っていければいいのかなと思います。
それでは、またねっ!