家族にはなるべく添加物を摂らせたくないのよね。
なるべく添加物を摂らない食生活をしたいんだけど、一体どうすればいいのか。
こんな人のための記事です。
こんにちは、無添加ッパです。
「なるべく添加物を摂りたくない」
「でも何から始めればいいか分からない」
こういう思いを持っている人は多いと思います。
ぼく自身、
- できる範囲で
- 心が穏やかでいられるラインで
- 長く続けられるやり方で
なるべく添加物を摂らない食生活を心がけています。
今回はぼく自身が実際に実践している、
できる限り添加物を避けるための対策を7コ紹介します。
すぐに取り入れるコトができるのもありますので、ぜひ目を通してみてください!
添加物をなるべく摂りたくない人にオススメの対策7選
それでは、早速7コの対策を紹介します。
色々ありますが、全てを参考にする必要はないです。
自分が実践できるものだけ参考にしてもらえれば幸いです。
対策①商品の裏ラベルを見るクセをつける
商品の裏ラベル?
はい、コレこそ一番重要な情報源です。
なぜなら、
- 添加物は多いのか、少ないのか
- 一体何の添加物が使われているのか
コレが一目でわかります。
でもさ、
・添加物
・NOT添加物
↑コレの判断が難しいんだよね。
そう考える人も
ココは簡単に見分けられます。
商品の添加物の表記は、大きく分けて3パターンあります。
①「原材料名」と「添加物」で表記が分かれている
②/(スラッシュ)で区分している
③改行して表示している
実際にそれぞれ見ていきましょう。
コレは見たまんまです。
たとえば、コレは実際の商品であるソーセージの裏ラベルです。
原材料名 | 豚肉(国産)、豚脂肪、糖類、食塩、香辛料 |
添加物 | リン酸塩、調味料、酸化防止剤、発色剤 |
↑こんな感じで「原材料名」と「添加物」が分かれて表示されているので簡単に判断できます。
分かりやすければ、分かりやすいほどいいのですが、
正直なところ
この表示パターンが使われているのを見たことがありません。
企業としては、「添加物」の表示はなるべく避けたい
そういった意図があるかもしれません。
コレについては、
- まず裏ラベルに/(スラッシュ)があるところを確認
- 確認できたら、/(スラッシュ)以降が添加物です
たとえば、こんな裏ラベルの場合は↓
原材料名 | 豚肉(国産)、豚脂肪、糖類、食塩、香辛料/リン酸塩、調味料、酸化防止剤、発色剤 |
↑この場合は、
/(スラッシュ)以降の、
●リン酸塩
●調味料
●酸化防止剤
●発色剤
が添加物と判断します。
パターン②の表示方法を使っている企業が一番多いと感じます。
「改行で区別している」パターンです。
原材料名 | 豚肉(国産)、豚脂肪、糖類、食塩、香辛料 リン酸塩、調味料、酸化防止剤、発色剤 |
↑この場合は、「リン酸塩」からが添加物になります。
こんな感じで、「原材料」「添加物」が改行によって区別されています。
裏ラベルの欠点について
基本的に添加物については、裏ラベルが有力な情報源ですが、
全てを網羅しているわけではありません。
裏ラベルだけでは、判断が難しい場合もありあます。
添加物の「何が」「どれだけ」使われているのか
コレが分かるのが裏ラベルですが、
欠点のひとつとして、「それぞれの毒性」までは知ることができない。
「添加物が多ければ多い=よくないモノ」とは単純には言えないというコトです。
たとえば、
🟢使用添加物10個のうち毒性が低い添加物が10使われている場合と
🟢使用添加物1個だけだが、かなり毒性が高い添加物が使われている場合
たとえ1個しか添加物を使用していなくても、後者の方が危険性が高いといえます。
「添加物と健康リスクにどういった影響があるのか」企業には更なる添加物の情報開示をすすめてほしいところですね。
もうひとつの欠点は、「添加物の表示がない」「無添加と書いてある」からすべて安心とはいえないコトです。
- たとえ、裏ラベルに添加物の表示がない場合でも
- 「この商品は無添加です」と堂々とアピールしている商品でも
注意すべきケースがあります。
それは、
- 酵母エキス
- たん白加水分解物、など
↑コレらは添加物として扱われず、食品として扱われます。
実態としては、「ほぼ添加物じゃん!」っていうモノたちです。
こういった「ほぼ添加物じゃん」ってモノを裏ラベルのみで判断するのは、けっこう難しいです。
「さらに深いところまで見極めたい」っていう人は、本やネットなどで情報収集することをオススメします。
対策②調味料を見直す
調味料を無添加のモノに変える
理由は、
- モノによっては添加物が多い
- 毎日の使用頻度が高い
とくに②については、「調味料なしの食生活」はほぼ無理です。
基本的に、食生活に調味料は不可欠です。
調味料に添加物が多いと、毎日安定的に添加物を摂取していることになります。
逆にいえば、無添加や添加物が少ない調味料ほど、日常的な添加物の摂取量は少なくなります。
これだけでだいぶ効果はあります。
ざっくりですが、無添加調味料のメリット・デメリットは
・NOT添加物、もしくは少ないので健康的
・自然の美味しさに触れられる
・料理のクオリティーが上がる
一方で、
・値段が高い
・少し味に物足りなさを感じる可能性が
・流通量が圧倒的に少ない
やっぱどうしても値段が高いのよね。健康を考えたら、こだわるべきなんだろうけどさ。
そうなんですよね。やっぱり値段は安くても普通の1.5倍以上はします。
ただ、最近はふつうのスーパーでも無添加の調味料を見かけることが増えてきました。
もし仮に、近くのスーパーで売っていなくても、「Amazon」「楽天市場」などでネットからでも安く購入できたりします。
また、無添加の調味料にした場合に、
- 値段が高い分、大事に少しずつ使う
- その結果、「塩分」「糖分」「カロリー」が抑えられた健康的な食事に
こんな感じでいいサイクルができる期待ができます。
もちろん全部こだわる必要はありませんが、
この調味料だけだったらできるかもしれない
この調味料は、すごく使用頻度が高いからコレだけなら
↑こんな感じで「重要度が高いモノだけ」を、とりあえず変えてみるのもアリだと思います。
実際に調味料をこだわると、毎日の食事にワクワク感が出ますので、個人的にはオススメです。
対策③なるべく加工が少ないモノを選ぶ。加工が多いモノは添加物も多い。
「加工度が高いモノほど添加物は多い」
「加工度が低いモノほど添加物は少ない」
これが真理です。
このことはしっかりと理解しておきましょう。
たとえば
- 市販のお弁当
- カップラーメン
- お菓子
- 菓子パン
- スーパー、コンビニのスイーツ
など
- 今スグに食べられるモノで
- 加工度が高い食べ物は
一般的に添加物が多くなりがちです。
もちろん、「多いから全てダメ!」というわけではないですが、
どうせなら添加物は少ない方がいい。
こういう意見を持つ人は多いと思います。
加工度が高ければ高いほど、スグに食べられるから便利な一方で、
その裏側には、添加物がたくさん使われているのも事実です。
添加物を避けたい人は、加工度の高い食べ物よりも、加工度の低い食べ物を選びましょう。
対策④お菓子はなるべく食べない
市販のお菓子はかなり添加物が多いです。
- グミ
- ソフトキャンディー
- ラムネ
- アメ
- チョコレート
- クッキー
- スナック菓子、など。
コレらの商品の裏ラベルを見ると驚くほどの添加物が入ってます。
実際に、大手のお菓子メーカーが販売しているグミの原材料を見てみると、
果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖、水飴、さくらんぼ果汁、濃縮りんご果汁、コラーゲン、植物油脂/グリセリン、酸味料、ゲル化剤(増粘多糖類)、リン酸水素二カリウム、クエン酸カリウム、香料、着色料(アントシアニン、カロチノイド)、光沢剤、セルロース、安定剤(CMC)
/(スラッシュ)以降の太字は全部添加物です。
だいぶ多いですね…。
鮮やか過ぎる色のお菓子には、「着色料」「光沢材」が使われていたり、
チョコレートには「乳化剤」「香料」が使われていたり
「添加物をなるべく避けたい」
こういう人は、あまり市販のお菓子は食べないことをオススメします。
ただし、
お菓子を食べるのは毎日の大事なルーティンなんだよ。
「休みの日」や「仕事の一息タイム」にお菓子を食べるのが幸せなんだよね。
非常に分かります。ぼくもお菓子大好人間だったので。
なのでそういう人はなるべく
- 裏ラベルを見て添加物が少ないモノ
- お煎餅などの素材に近いモノ
などを目安にして選びましょう。
対策⑤安くて、便利で、おいしいモノほど添加物が多いコトを理解する
世の中の食べ物って、「安くて」「便利で」「おいしい」モノで溢れてるよね。
- 安くて
- 便利で
- おいしい!
この3つってかなりのパワーワードですよね。
実際に、
安くて、便利で、おいしいって控えめに言って正義でしょ。
こう考えるのも納得です。
ただ、この傾向が高いほど添加物が使われている可能性は高いです。
なぜなら企業は、
- 多くのお客に訴求できる商品を
- 時間をなるべくかけずに
- いかにして安いコストで作れるか
ここに並々ならぬ魂を注ぎ込んでいます。
そして、
それを見事に実現させてくれる救世主こそが「添加物」です。
よく同じ食べ物でも値段が全然違うモノがありますが、
だいたいは、素材の質=価格差になります。
添加物の使用が多い食べ物は、あまり質がよくありません。
たとえば、
- 砂糖の代わりに、コストがだいぶ安い「人工甘味料」を使う
- 廃棄処分同然のクズ肉を、子どもが大好きなミートボールに生まれ変わらせる
- バターよりも値段が安いバター風味のマーガリン・ファットスプレッド
↑こういったモノには添加物が暗躍しています。
「安い食べ物」にはちゃんと、それなりの理由があります。
なんでこの食べ物がこの値段で買えるんだろう?
それは、添加物が裏で支えているからです。
- 安くて
- 便利で
- おいしい
こういった商品の裏側を少し意識してみると、
「安くて」「便利で」「おいしい」
が、必ずしも正義とは言い切れないです。
対策⑥できる限り自炊をする
自炊をオススメする理由は、
- 「外食」「中食」よりも添加物を避けられる
- 「外食」「中食」よりもコスパがいい
添加物も減らせて、お財布にもやさしいなんて一石二鳥ですね。
ただし、ここでの自炊は「素材のモノを調理する」といった意味です。
なので、「レンジでチン」「レトルト食品」「インスタント食品」といったモノはここでは該当しません。
それを踏まえたうえで、気を付けるべき点については↓
●「鍋の素」「麻婆豆腐の素」などの〇〇の素、「カレーのルー」「シチューのルー」といった〇〇のルーは、添加物が多いのでなるべく使わない
●とくに添加物の多い「練り物」「漬物」「明太子」「ハム・ウインナー」といった加工食品は避ける
●味付けはシンプルに。市販の〇〇のタレ・ソース類、ドレッシングにも添加物が多いので、できれば使う頻度を減らす。
↑若干縛りが強く、ハードに感じるかもしれません。
ただし、
自炊さえしていればOKでしょ
こういった「自炊の内容」には全く目を向けていない状態だと、
「自炊してる」のに、コンビニご飯よりも添加物を多く摂っていたなんて。
こんなことも十分にあり得ます。
「自炊をする」ことはとても素晴らしいことなので、あとはその内容にも少し意識を向けるコトができれば尚良しですね。
対策⑦完璧を求めない
必ずしも完璧を求める必要はないです
よし。添加物を一切摂らないように心がけるよ!
すごく志が高くていいのですが、
正直なところコレはオススメできません。
なぜなら、
- 添加物を全て避けるのほぼ無理
- かなりストレスに感じる
- 食事が楽しくなくなる
「徹底的に」「超ストイックに」できる人も中にはいるかもしれませんが、
多くの人にとってはだいぶハードです。
それに、全てをこだわっていたらお金がいくらあっても足りません!
ぼくは完全に無理です!(キッパリ)
なので、
「いかに長く続けられるか」
ココが一番重要だと考えます。
食事は生きていくうえで必要なコトですし、
何より多くの人にとって食事は「楽しい時間」です。
そんな人生において、尊い行い・有意義な時間だからこそ、
「ストレスを感じる」「苦痛だ」「食べるものがない」こんな風に考えてしまうのは、すごくもったいないです。
基本路線は「体も健康」「心も健康」です。自分のちょうどいいバランスはどこにあるのかを、ゆっくりでいいので見つけていきましょう!
まとめ:無理強いはNGです。大事なのは、自分が長く続けられるコトです。
今回は、ぼく自身が実際に実践している「添加物を避けるための7コの対策」を紹介しました。
- 裏ラベルを見る
- 調味料を見直す
- 加工度が低い食べ物を選ぶ
- お菓子を食べない
- 「安い」「便利」「うまい」の裏側を知る
- 自炊をする
- 完璧を目指さない
この7コです。
ぼく自身は、
- 平日は、なるべく添加物を避ける食生活を心がけて
- 休みの日や、家族・友だちと外食・中食する時は全く気にせず
こういったスタンスです。
正直、ガチガチにやり過ぎるとなにも食べれなくなるし、何より楽しくないと感じてしまうので、
こんな感じで、オン・オフをしっかり分けています。
「カラダによくない」って言われるモノほど、ナゼあんなにも美味しく感じてしまうか不思議でなりませんが。笑
添加物を避けたい人は、
- 自分ができる範囲で
- 心が穏やかでいられるラインで
- 長く続けられるやり方で
この3つ全て揃うトコはどこかを意識してみてください。
ベストと考える距離感や温度感は、人によって千差万別です。
「何が正解」で「何が不正解」というわけでもありません。
それに、添加物が全て悪というわけではないです。
むしろ添加物のおかげで、われわれの食生活が支えられている側面も忘れてはいけません。
- おいしいモノを安く食べられる
- 手間暇かけずスグに食べられる
こういった「コスパ」「タイパ」の良さは、さすが添加物です。
添加物から受けている恩恵もしっかりと理解しつ、
人それぞれ自分に合ったペースで、添加物と上手に付き合っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんの無添加ライフを陰ながら応援しています!
それでは、またねっ!