ウチはなるべく遺伝子組換えの食品は避けるようにしているよ
実際のところ遺伝子組換え食品って安全なのか、危険なのかよく分からないんだよね、、、
こんな人のための記事です。
- なるべく遺伝子組換え食品は避けているケド
- 実際なぜ避けるべきなのかはよく分からない
こういう人は多いと思います。
この記事を読めば、
- 「遺伝子組換え」食品は安全か、危険かについて
- 「遺伝子組換え」食品とは一体何なのか
- 「遺伝子組換え」がよく使われれている食べ物とは
- 「遺伝子組換え」食品が危険といわれる理由
が分かります。
この記事はだいたい4〜5分くらいで読むことができます。
しばしお付き合いくださいませ。
Q.遺伝子組換え食品は安全?それとも危険?『現時点では分からない』←コレです。
・遺伝子組換え食品は安全なの?
・それとも危険なの?
↑これに対しての回答は、
現時点では分からない。
元も子もないですが、、、。
いやいや一体どっちなのさ!?
ですよね、、、。すごく分かります。
ただ現時点ではこう答える以外ないと思っています。
なぜなら
- 遺伝子組換え食品は歴史が浅く長期的に見ないと判断できない
- 安全か危険かは専門家でも意見が分かれるところ
このため現時点では「分からない」としました。
なので以上の結論を踏まえた上で、
- 「遺伝子組換え」食品とは一体何なのか
- 「遺伝子組換え」がよく使われている食べ物
- 「遺伝子組換え」食品が危険といわれる理由
を解説していきます。
「遺伝子組換え」食品について
遺伝子を組換えてつくられた作物。また、そのような作物を原料として作られた食べ物全般のコト。
遺伝子組換え作物をもっと具体的に言うと、
Aという生物の遺伝子の中に、別のBという生物の遺伝子の一部を組み込むことです。
遺伝子組換え作物の主な目的は、
- 除草剤を撒いても枯れないようにする
- 虫に食べられないようにする
- 一度に早くたくさん実をつけられるようにする
- 干ばつや病気に強くする
コレにより効率性・生産性が圧倒的に飛躍します。
つまり遺伝子組み換え食品は、世界中の胃袋を満たすことに一役買っているとも言えます。
「遺伝子組換え」作物について
現在、日本では「遺伝子組換え」によって作物を作ることは禁止されています。
なので「遺伝子組換え」の作物は全て輸入品になります。
ただし、日本は遺伝子組換え作物の輸入量・消費量は世界でもトップクラスです。
- 大豆
- トウモロコシ
- 菜種(なたね)
- 綿実(めんじつ)
- ジャガイモ
- テン菜
- アルファルファ
- パパイヤ
なかでも多くの食品に使われている遺伝子組換え作物は、
- 大豆
- トウモロコシ
- 菜種
この3つです。
我が家は遺伝子組換え食品は避けているから大丈夫だよ。
このように思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし実際は気づいてないだけで毎日たくさん遺伝子組換え食品を食べているかもしれないです。
なぜなら遺伝子組換え作物は、姿や形を変えて以下の原材料として使用されています。
- 加工食品
- 調味料
- 添加物
マーガリン、ショートニング、ホイップクリーム、クッキー、ケーキ、豆腐、納豆、清涼飲料水(ジュース)、発泡酒、コーンフレーク、スナック菓子、チョコレート菓子、アメ、アイス、揚げ物類など。
サラダ油、菜種油、マヨネーズ、ケチャップ、ソース、味噌、しょう油、みりん風調味料、焼肉のタレなど。
ビタミンE、ビタミンB2、うま味調味料、キサンタンガム、アスパルテーム、乳化剤、トレハロース、キシリトール、加工デンプンなど。
【添加物ではないけどそれに近いモノ↓】
たん白加水分解物、ブドウ糖果糖液糖など。
正直挙げ出したらキリがないほどまだまだあります。
また、鳥や豚、牛の飼料として「遺伝子組換え」作物が、かなり使われています。
なので直接食べていなくても、
- 鶏肉や豚肉を食べる
- ハムやソーセージを食べる
- 卵を食べる
- 牛乳を飲む
- チーズやバターを食べる
こういう場合には間接的に「遺伝子組換え」の食べ物を口に入れていることになります。
「遺伝子組換え」食品が危険と言われる理由
なぜ「遺伝子組換え」の食べ物は危険と言われているのでしょうか。
ラット実験において以下の症状が大学や研究機関などで報告されています。
- 巨大な腫瘍ができた後に、早期に死亡した
- メスでは大きな腫瘍の発生率が高く大半は乳がんを発見された
- オスは肝機能障害を発見された
また、世界中で「遺伝子組換え」の危険性に関しての実験や研究がされています。
- 免疫システムへの悪影響
- 生殖機能や出産への悪影響
- 肝臓や腎臓の損傷
- がんや腫瘍の発生
でもあくまで動物実験の場合でしょ。
もちろんそういった声もあります。
ただ動物はダメでも人間には大丈夫という証拠はありません。
個人的には、動物に異常が発生するモノが人間にとっては大丈夫とは思えません。
1980年代後半に「トリプトファン事件」と呼ばれる死亡事件がアメリカで起きました。
この事件は遺伝子組み換え食品との関連性が疑われています。
概要は、必須アミノ酸のトリプトファンが入った健康食品を摂取した人のなかで、体に異常が発生し、その後30人以上の死者が出たといわれています。
これはバクテリアの遺伝子組換えを行なって、トリプトファンの製造過程で発生した不純物が原因との見方があります。
また後に不純物でなく、サプリメントの過剰摂取が原因では、とのの研究報告も出ており真相は断言できません。
しかし遺伝子組換え食品にはそういった、予測できない事態を発生する可能性がある。
このコトは頭の片隅に入れておいた方がいいと思います。
遺伝子組換えの食べ物の歴史はまだ20〜30年ほどです。
わたしたちが普段食べている物は
⚫︎人類がとてつもなく長〜い年月を経て
⚫︎自分たちにとって、ふさわしい食べ物を取捨選択してきた歴史があります。
そしてこの食文化は、過去から今現在に脈々と受け継がれてきました。
しかし「遺伝子組換え」食品はこの人類が培ってきた食文化を大きく覆そうとするモノです。
⚫︎たとえ「企業」が安全性を保証していても
⚫︎たとえ「国」が安全性を保証していても
今後長期的に摂取した場合、人間にどう影響してくるのかは分かっていません。
まとめ:個人的には「遺伝子組換え」食品は避けるべきだと考えています。
「遺伝子組換えについての安全性は分かっていない」
残念ながらコレが、今回の結論です。
個人的には安全性が分かっていないモノに関してなるべく手を出さない。
こういうスタンスを取っています。
ただし、遺伝子組換え食品全て避けるのはかなり難しいのも事実です。
それほど多くの食品に使用されています。
遺伝子組換え食品は、わたしたちが「気づかない」「見つけにくい」こういう所で暗躍しています。
まーでも別に遺伝子組換え食品でも全然気にしないよ。
・遺伝子組換え食品でも食べる
・遺伝子組換え食品は食べない
これは人それぞれの考え方や価値観なので、どちらの選択をするのも自由です。
一番の問題点は、食べていないつもりが日常的にかなり食べていたという事実。
まさにコレです。
これは何がなんでも避けたいところです。
そのためにも、
・国にはもっと厳格な安全性の基準を
・企業にはもっと積極的な情報の開示を
を求めたいところです。
しかしスグの実現はなかなか難いところです。
もし遺伝子組換え食品を少しでも避けたいのであれば、
- 原料に「国産使用」と書いてあるモノを選ぶ
- 商品の裏表示に添加物が少ないモノを選ぶ
- 加工度が低い食べ物を選ぶ
この点を意識して買うことをオススメします。
もちろん、これだけで全ての遺伝子組換えを避けることはできません。
ただし、何も対策しないよりはかなり効果的だと思います。
今後更にテクノロジーが進化するにつれて、新しい技術を駆使した食べ物が生まれてくる可能性があります。
「この食べ物は安全?それとも危険?」
おそらくスグに分からないと思います。
少しイヤな言い方をすれば、現代に生きるわたしたち自身が安全性についての「サンプル実験中」だともいえます。
国や企業が安全性をチェックしているんだから問題ないよ。
自分はなるべく歴史ある食べ物だけを選ぶようにするよ。
この点は、人それぞれの考え方や価値観に依るところが大きいです。
それでも、少しでも安全性が疑わしい食べ物は口にしない。
こういった割り切りも大切に感じています。
このブログが、自身が食べているモノに関して、少しでも考えるキッカケになれるように発信していきます。
それでは、またねっ!